前回は採卵後までの様子を記しました。
今回はとうとう凍結胚移植~妊娠判定~卒業までの記録です。
移植
移植準備
受診① D1
採卵後一周期お休みして、D1に受診しました。
ホルモン値の検査と内診の結果、ホルモン補充が始まりました。
スケジュールはこんなかんじ↓
ホルモン剤を使うと、体のほてりやダルさ、私の場合は特に頭痛がひどくなってしまい
(特に真夏だったのもあり)中々仕事中しんどかったです。
そして結構薬剤が高い!かさむ出費。
こうして記録してるととんでもないくらいのお金が飛んで行ったことがよくわかります。
会計 18,500円
受診② D13
上記の画像でも内膜が10.2mmとのこと
中々私は厚くなりにくいタイプで、
"ぎりぎり10超えたくらいかぁ 大丈夫かな~”
なんて不安に思っていたような気がします。
でもホルモン値は問題なかったので予定通り移植日が決定。
会計 17,840円
移植日 D22
13:30来院指定がありました。
移植予定日は15:00
※事前に同意書の提出が必須です
手術着に着替えて待機。
採卵した日ぶりのリカバリールーム。
とうとう戻ってきてくれるのかと思うと、本当にうれしくてたまらなかったです。
戻す瞬間、きらっと光る卵ちゃんが見えました。
移植は理事長先生がスマートにささっと行ってくれました。
先生の処置や説明はとても丁寧で、ナースさんも気持ちを和ませてくれたのを覚えています。
先生待ちの間暇だったのでランチの話になり、
私たちは移植前に近くのシンガポール料理屋さんに行ったのですが、
その話をしたら「いいなぁ 今度同僚さんと行ってみます」なんてフランクに話をしてくれて
気が楽になりました。笑
戻ってきてくれた胚盤胞。
これが息子なわけです。…す、すごい!
会計 183,600円
過去の移植後はいつも仕事をして、バタバタとあわただしく走り回っていたのですが、
今回の移植は夏休みを取り、実家へ帰省。
ひたすらにのーーーーんびり、動かないようにストレス溜めないようにしていました。
妊娠判定
過去の失敗から検査薬ができずそわそわそわそわ。
判定日二日前、急に朝二度寝から起きたら猛烈な吐き気に襲われ、
その日は急にオレンジジュースが飲みたくなりました。
地下鉄の階段を昇ったら息切れしたり、くらりとめまいがしたり。
食欲は一気になくなるし、つわりにしてはあまりに早いし、そんなの思い込みが過ぎる!
と思い、妊娠判定日まではただ心を無にすることだけを考えていました。笑
今思う妊娠初期症状
・移植後からおなかチクチク
・足の付け根とかおなかがポカポカあったかい
・寝汗がひどい
・微熱(37.2度くらい)
・気持ちが悪い
・動悸息切れ
そして訪れた判定日。
その日はとても混んでいて、待ち時間がすごく長くて、
採血してから先生の診察まで1時間半~2時間はありました。
その間、冷や汗 震える もう緊張しすぎて!思い出すだけでハラハラ。
平日だったので、一人で行きました。
(ダメだったらショックすぎるから一人で行きたかった)
先生の診察にようやく呼ばれたら、ナースさんしか居なくて。
なんだか無言だったから「あぁダメなんだ、絶対ダメだなこれは。」と思い込み
壁の陰性だった時のカウンセリング無料のチラシを読んでいました。
これ、受けよう。なんて思いながら…
そして理事長先生登場。
「おめでとうございますーーーーー!!!!」って入ってきました。
そして先ほど無言だったナースさんも駆け寄ってきてくれて。
診察室はお祭り騒ぎです。
何がだめだったんだろうね~今まで!と私がまとめた過去の治療歴を読みながら考えてくれました。
血中HCGもばっちり。ずっと長年あこがれていた陽性判定です。
予定日の用紙をもらいましたが、全然ぴんとこなくって。
でもすごくうれしくて、ドキドキしていました。
母になれるのかぁ 待ち焦がれた瞬間は、なんだか夢を見ているような気分でした。
ホルモン補充はまだまだ続きます。
会計14,880円
①胎嚢確認 5w0d
判定日の一週間後には胎嚢が確認できました。
にわかに信じられない事態。
自分のおなかの中に命が宿っているということが少しずつ分かってきたような時。
会計33,960円
②突然の出血 6w3d
このころあまりにもつわりが激しくて、もうすっかり嘔吐の毎日。
ある日へとへとになりながら仕事をしに職場へ行ったらなんだか変な感覚。
トイレに駆け込んだら大量の出血!
もう焦りに焦り、すぐに夫に泣きそうになりながら電話。
その後クリニックへ予約の電話。
そして部長に猛ダッシュで報告し、早退!
タクシーで首都高ぶっとばして自宅に帰ってきました…
もう駄目なんじゃないかと9割方あきらめる私。
診察待つ間がたがた震える。
いたーーーーーー!
涙
本当に、冗談抜きに夫と泣きそうでした。
自分たちの子が無事で本当によかった。
絨毛膜下血腫ができていたようで、排出されるまでしばらく出血は続くようでした。
私としては現実感がまだなくて、仕事は全然問題なくやれる!
なんて頭のどこかでは思ってしまったのですが、
先生はせっかくの結果が赤ちゃん死んじゃったらどうするの!
と、診断書は書くからと説得してくださり、休職を決めました。
会計13,540円
③経過確認 7w2d
つわり激しすぎてもう全然覚えてないです。
タクシーで死にそう。
クリニックついても死にそう。
タオルを延々と口元に充ててないとヤバい。
本当に苦しかった… あまりにしんどくて実家帰りました。
会計20,660円
卒業 8w2d
そしてとうとう卒業の日。
実家から高速使って受診したのですが、往復の車内真っ青。
本当につわりというやつを思い出すだけで苦しくなる…
この日は傷病手当金や紹介状などを書いてもらい無事に卒業。
クリニックに通って約8ヶ月。
体外受精を決めてからは約3か月。
あっという間の卒業でした。
感謝してもやみません。
絶対にこの子を産むんだ!と、後にしました。
会計9,720円
京野アートクリニックでの総額は???
移植から卒業までかかったお金
312,700円
初診~卒業までかかったお金
総額
991,630円
診断書や紹介状などの文書代を含めると
ちょうど100万円くらいになりました。
(ひ、ひえー)
ひとまず京野アートの記事はひと段落しました。
お付き合いいただいてありがとうございます。
不妊治療のまとめなどはまた次回♩